芸術見聞録

展覧会の予習、感想など。

バベルの塔展 予習 2

肖像画を描くには服装、装飾品、室内空間への配慮が必要だが、

ブリューゲルはいろいろな制約のある肖像画よりも、素朴で、人間味あふれた民衆の顔を選んだ。そのほうがはるかに心を打つ対象と思ったに違いない。

森洋子著 ブリューゲル探訪―民衆文化のエネルギー p.96より。

 

作品「農民の婚宴」

 当時の農民は貧しくて、婚礼ぐらいしか楽しみが無かったらしい。バグパイプって昔はこんなだったんだ。楽しそうな雰囲気が伝わってくる。

花嫁一人が幸せそうに座っているが、そんなことはおかまいなしに周りの人間たちは飲み食いに夢中である。この感じだと、タダで食えるだけ食っておくという感じである。

この絵にはなぜか花婿が見当たらない。まさか逃げた?

左を見ると、たくさんの農民が詰めかけている。食い物はまだあるのか?酒は飲めるのか?と心配なのに違いない。(私個人の勝手な解釈)