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芸術見聞録

展覧会の予習、感想など。他に時事問題のブログもやってます。http://hayanosuke.hatenablog.com/

アート

レオナルド・ミケランジェロ展 予習 2

この展覧会には、近年発見され、ダ・ヴィンチ作ではないかと物議を醸した「美しき姫君」が展示される。 拡大図 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f9/Profile_of_a_Young_Fiancee_-_da_Vinci.jpg?uselang=ja この作品は羊皮紙にパステル、ペ…

レオナルド×ミケランジェロ展 予習 1

4年前に東京都美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチ展が開かれ、ミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館から『アトランティコ手稿』22点が展示された。 ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵「レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像」|TBSテレビ この…

バベルの塔展 予習 7

さて、今まで読んでいただいた人達の中には、「この人はいつ展覧会に行くのだろう?」と思っている人もいるかもしれないが、私は出かける前に下調べを行い、観たい気持ちをなるべく高める。そうすることで感動が倍になるのだ。 作品 「干し草車」ヒエロムニ…

シャセリオー展 予習 5

シャセリオーは1846年にアルジェリアに旅行した。その時の経験をもとに描かれたのが、「ガゼルと遊ぶムーア人の娘」である。 www.google.com 彼のオリエンタリスムの魅力は、(中略)文学や異国趣味といったものを自由に掛け合わせて、それらを起爆剤として…

バベルの塔展 予習 6

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展公式ガイドブック (AERAムック) 4月18日(火)~ 7月2日(日) 【東京都美術館】 『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 - ボスを超えて -』 開催 | 上野エ…

バベルの塔展 予習 4

ブリューゲルは生前、「新しいヒエロムニス・ボス」と呼ばれた。今回は「バベルの塔」が目玉だが、来日するボスの作品2点も大変価値あるものなのだ。 ブリューゲルの真筆も少ないが、ボスも同じで確認されているのは20数点しかない。数年前ヨーロッパで行わ…

絵画をより楽しく観る 2

ミュシャのすべて (角川新書) 作者: 堺アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館) 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/12/10 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る しぐさで読む美術史 (ちくま文庫)では西洋と日本の習慣の違いも書かれていて興味深…

絵画に描かれている人のしぐさに意味がある? (レオナルド・ダ・ヴィンチ 最後の晩餐)

絵画は特に予備知識がなくとも自分なりに楽しめるが、いろいろ知っておくとより興味が増し、もっと楽しめる。 著者の宮下喜久朗氏は神戸大学教授、美術史家で、特にベネツィア美術、 ヴェネツィア――美の都の一千年 (岩波新書) また、カラバッジョの権威であ…

バベルの塔展 予習 3

作品「ネーデルラントの諺」 The Dutch Proverbs - Google Arts & Culture https://t.co/qxiPdUCYjy @googleartsさんから — sosora (@fusa_taro) 2017年4月4日 ここには100に近い諺が描かれているそうである。真ん中あたりで、胸の谷間を見せている若い女性…

シャセリオー展 予習 3

【作品紹介3】シャセリオーが15歳で描き、師アングルが大そう気に入り決して手放さないようにと言った《16世紀スペイン女性の肖像の模写》。恋人のアリス・オジーにねだられ根負けして彼女にあげるも、いざこざで激怒したシャセリオーが自らナイフで切り付け…

シャセリオー展 予習 2

チラシやポスターでイチ押しのこの《カバリュス嬢》、19世時当時 「パリで最も美しい女性の一人」と呼ばれたそうです! pic.twitter.com/iLLPGT0NFd — シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2016年12月16日 太い腕がシャセリオーの特徴だという…

バベルの塔展 予習 2

肖像画を描くには服装、装飾品、室内空間への配慮が必要だが、 ブリューゲルはいろいろな制約のある肖像画よりも、素朴で、人間味あふれた民衆の顔を選んだ。そのほうがはるかに心を打つ対象と思ったに違いない。 森洋子著 ブリューゲル探訪―民衆文化のエネ…

シャセリオー展 予習 1

シャセリオー展には今度行く予定なので、予習をしたいのだが、シャセリオーについて書かれた日本語の本が無いのでなかなか難しい。 この画家はあまり日本人にはなじみがないかも知れないが、フランス・ロマン派の話になると無視できない存在で、その絵はルー…

バベルの塔展予習 1

ブリューゲルは「農民ブリューゲル」と呼ばれ、農村の生活を描いた作品が多い。思わず笑ってしまう人が多いのではないだろうか。日本でブリューゲルの人気は高いのだそう。 作品「子供の遊戯」 Children’s Games - Google Arts & Culture https://t.co/1GzVm…

ミュシャ展 雑感 6

(筆者撮影) 絵を見ていて、誰もが気付いたと思うが、大概の絵で誰かがこちらをジッと見ている。 これはムハが絵を見に来る人に対して仕掛けたものだと思う。モナリザを実際見るとだんだん向こうに見られているような気になってくるが、ムハのスラブ叙事詩…

ミュシャ展 雑感 5

ムハのスラブ叙事詩には、スメタナ:わが祖国が影響していると言われている。 曲の中には日本人にもお馴染みの「モルダウ」が含まれており、普段クラシックを聴かない人にも親しみやすい。ただ、全曲を通して聴くと78分かかる大作である。 二曲目の「モルダウ…

ミュシャ展 雑感 4

今回の「ミュシャ展」は既に大反響を引き起こしたと言っても過言ではないだろう。チェコと歴史的に縁もゆかりもない東洋の島国で、人々が挙(こぞ)って観に行っているのである。 チェコの人々は、日本人がこれほどまでにムハの絵を愛していることに対してど…

ミュシャ展 雑感 3

とうとうNHKでムハのドキュメンタリーが放送されてしまった。やはりさすがという他はない出来栄え。画家がスラブ叙事詩の下絵を描いている映像は感無量だった。初公開のナチスの資料、最後に収監された独房の映像はNHKならでは。 しかし平和を願って民衆のた…

ミュシャ展 雑感 2

この展覧会では当然スラブ叙事詩に注目が集まるが、堺市立文化館の収蔵品も展示されている。プラハや大阪に行かずとも観ることができるのだ。 ここではムハの油彩画も観ることができる。(スラブ叙事詩はテンペラ画)まさか「クオ・バディス(Quo Vadis)」…

ミュシャ展 雑感 1

ミュシャ展に行ってきた。事前にSNSでいろんな情報を提供してくれた人たちがいたので役に立った。 「NHKネットクラブ」の会員になれば(無料)割引クーポンもある。100円でも割り引いてもらうとうれしいものである。 クーポンのダウンロード(【東京】ミュシ…

ティツィアーノとヴェネツィア派展

以下は「Art Agenda」というサイトに私が投稿した文章です。 モンゴメリの「赤毛のアン」の中に、朗読の舞台に立ったアンを見たある青年画家が、「あの素晴らしいティツィアーノの髪を持つ少女は誰だろう」と言い、それを聞いた親友のダイアナが、「ティツィ…